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秋田県輸血療法委員会

沿 革

 秋田県では1998年主要医療機関、秋田県赤十字血液センター、秋田県健康福祉部医務薬事課が中心となって輸血療法委員会合同会議を組織しました。その後、秋田県合同輸血療法委員会に改組し現在にいたります。

概 要

 秋田県合同輸血療法委員会は、毎年11月に秋田県、医療機関、秋田県赤十字血液センターの三者で合同会議を開催し、時々の最新の話題で特別講演を企画する。輸血療法委員会合同会議から合同輸血療法委員会へ改組し、現在は、世話人会の傘下に医師部会、検査技師部会、看護師部会の3部会を設置し、それぞれが活発な活動を行っている。

 医師部会は輸血療法委員会委員長会議として開催し、各医療機関の抱える問題点を共有することで解決策を模索している。

 検査技師部会は、県内の輸血検査技術の向上を目的に実務研修を秋田県技師会と協力し活動を行っている。

 看護師部会は、看護師のためのステップアップ輸血研修会を通じて、輸血医療に対する看護師教育を中心に活動している。その為の業務運用資金の確保には、厚労省血液製剤使用適正化方策調査研究事業への採択による研究費の調達が主となっている。

 研究事業のなかで、1998年から継続している輸血の実態調査は全国でも評価が高い。その調査内容は、輸血療法委員会、使用数、廃棄数、患者数、自己血などがある。また、合同会議でのユニークな活動として、I&A視察、輸血のリスクマネージメント、適正使用、副作用、感染症と遡及調査、輸血管理料、危機的出血時の輸血体制、輸血療法委員会の活性化などがあげられる。

目 的

輸血療法委員会設置の推進・輸血療法委員会活動の活性化・情報交換

最新の輸血情報の習得(研修)・血液製剤使用適正化推進

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